地下鉄とアート

日本・ギリシャ修好110周年記念
アテネ・メトロ・ミュージアム ―ギリシャの地下鉄が結んだ古代と現代―

写真パネルと映像資料で見るパブリックアート

本展は日本とギリシャの修好110周年を記念し、アテネの地下鉄各駅に展示されている古代と現代の作品の見事なコンビネーションを写真パネルと映像資料によって公開する初めての試みです。3千年以上もの時を経て尚アテネの日常に息づく文化と歴史、古代と現代の融合を投影するパブリックアートの真髄を紹介します。

HPより)

東京国立博物館、5月10日(日)まで会期とのこと。

 

先週の大学のゼミでも話がありましたが、

日本の公共空間はどうしても非常に管理された空間ばかりです。

地下鉄にしても、公園にしても、日本は見知らぬ他人同士の交流がなかなか発展しないもの。

ギリシャの地下鉄での不特定多数の人がアートに触れるのと、

博物館の管理の下でアート好きが見るのは違うんじゃないですか?

(まったく展示を見ていないで書いていますが・・・)

 

ゼミのMさんが訳した『地下鉄のミュージシャン』で描かれている、

ニューヨークの地下鉄でジャズを演奏している姿は日本では想像がつかないものです。

あったらあったで面白そうな気がするんだけど、

エキナカとか、エキチカとかそんな商業空間ばかりしかありません。

そんな中で、パブリックアートと言われても、正直なんだかピンときません。

 

東京メトロで、今回のギリシャアートをやったほうが面白そうなのに・・・

(5月10日までです。締め切り間近)

地下鉄のミュージシャン ニューヨークにおける音楽と政治 Book 地下鉄のミュージシャン ニューヨークにおける音楽と政治

著者:スージー・J・タネンバウム
販売元:朝日新聞出版
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観劇レポ 「MUSICAL ザ・ヒットパレード~ショウと私を愛した夫~」

すみません、一ヶ月以上前の出来事をアップします。

7月30日(月)午後、「MUSICAL ザ・ヒットパレード~ショウと私を愛した夫~」を見るために、テアトル銀座まで行く。200707301716002  200707301715000

こういった過去(この場合は昭和)を懐かしむリバイバルものを、実際にどういった人たちが見に来ているのか雰囲気が知ることのできる絶好のチャンスということで、今回、1万円という高額なチケット代を自腹で払ってまで、このミュージカルを見に来ました。

HPからの事前情報によると、ナベプロ創立50周年として、06年フジテレビで放送された「ザ・ヒットパレード ~芸能界を変えた男・渡辺晋物語」を受けて、今回の演劇は渡辺夫婦のラブストーリーを、60~80年代流行ったナベプロ所属歌手の歌を交えて展開するんだとか。

Hit_parade <キャスト>渡辺晋:原田泰造(ネプチューン)/渡辺美佐:戸田恵子/ザ・ピーナッツ:堀内敬子、瀬戸カトリーヌ/RAG FAIR(バックで多くの曲を歌う。アカペラ6人グループ。01年頃、テレビ番組から火がついた素人サークルのアカペラブームが起きたときに人気があったっけ。)/音楽:宮川彬良(ナベプロの音楽に関わってきた宮川泰の息子)

など、多くがナベプロ所属タレントや関係者で固められている。200707301346001_3 200707301537000

↑開演(PM2:00)前の様子。

やはり年齢層は高く、50~60代くらいの人(男女差なく)が多い。結構裕福そうな雰囲気(あくまで推測)

後、RAG FAIRのファンらしき女性のグループも見かける。

 

劇は、戦後まもなく渡辺プロダクションが始まる前、渡辺晋がジャズバンドを組むところから始まる。

その後、美佐と会い、ナベプロを創設し、ナベプロ初のタレント「ザ・ピーナッツ」が人気になり、アメリカ進出する様子を中心に渡辺夫妻のやり取りを描く。

クレイジーキャッツ、タイガースなどの70~80年代ヒット曲、「スターダスト」などのスタンダード曲(タイトル通り、「ヒットパレード」)を交えて、軽快にナベプロの栄光の歩み(60~80年代まで)を紹介し、渡辺晋の死去で幕が下りる。

全体的に歌が中心なので、細かい描写(ナベプロの芸能ビジネスなど)はほとんど無い。

そういったことよりも、ナベプロのヒット曲をたくさん聞かせることで、「当時ってこんなに素晴らしかったんだよ」(昭和、テレビ創設期の雰囲気)という事を伝えたかったのかもしれない。(舞台を昔のテレビ画面のような枠で覆っているのが実に特徴的。)

幕が下りるとともに、観客から割れんばかりの拍手が起きた。

みんな満足だった様子で、隣に座っていた50代くらいの男性は「ブラボー!!」と叫んでいました。

 

個人的には、1万円という高額な値段には見合わない感じだったけど、とりあえず会場の雰囲気に合わせて拍手。

(だって、本人歌唱じゃないし、そんなに上手い歌じゃなかったし・・・)

ま、観客にとって、今回の演劇は本人が実際出てくるということよりも、いかに時代の雰囲気に浸れるか(当時リアルタイムで生きていた人々が懐かしむ、まったく知らない若者が新鮮に思う)というのが大事だったのかもしれない。

すみません、ありきたりの結論でした。

200707301716000_2 終演後のテアトル銀座入り口。

でも、いつから、「ナベプロ=日本のエンターテインメントの元祖」なる一種の強固な神話が出来たのだろうか?

それは今後の課題ということで。

 

最後に、テアトル銀座のトイレをつまらせたのは私です。

すみませんでした m(_ _;)m

だって、開演直前で急いでいたんだもの。

関係者の皆様、お許しくださいませ。

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緑の髪の男@日比谷東京宝塚

大学院生の方と、初宝塚観劇の機会があったので、先週、日比谷にある東京宝塚劇場に行ってきた。

(観劇してから既に1週間経過したけど、とりあえず、その時の感想を。)

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やはり、観客の男女比率は1:9と圧倒的に女性が多い。(20~50代、特に主婦らしき人が中心)男性は付き添い程度に来たような人ばかり。

 

ちなみに、私達の席は、一番後ろ(格安)だったもので、全体は見渡せるが、個人個人の顔が見えない状況。

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周囲には、筋金入りのファン達(安い席で何回も観るんだとか)が多くいて、オペラグラス片手に、拍手と必死な様子。(やはり、拍手する場所が決まっているようで、一斉に拍手していた。また、歓声などがまったくなく、真剣に観劇しているあたりが、実に統制された空間。)

休み時間には、ファン達は「○○ちゃんのメイクどうだった?」「あの演出だめだよね~。」などと、お菓子片手に会話に夢中。

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↑上映後、出口に向かう観客。そして、その途中にある舞台写真に群がるファン達。

えっ、内容?

オーストリア=ハンガリー帝国皇妃のエリザベートの数奇な運命を、トート(死、黄泉の帝王)という男(緑の男)に惹かれていってしまうことで描いていたのですが・・・

途中、あの妙な野太い声、同じようなキラキラした風貌が区別できなくなり、なんかよく分かん無くなっちゃっいました。

 

と、批判的に書いてしまいましたが、

全体的にショウ化され、生オーケストラの音、キラキラした舞台は面白かったと思う。

(特に、最後全員で踊るあたりなんて) 

ただそこには、ハゲ、デブ、マッチョ、ヒゲ、チビ、年寄り・・・ましてや汗すら存在しないような、均整のとれた若い女性のみが存在している世界は、やはりなんか妙な感じ。

ま、でも、又機会があったら、行ってみたいものです。

(宝塚になぜハマるのかという所も気になるところ)

 

最後は、看板の前で写真を撮る親子の宝塚ファンの写真で締めくくりたいと思います。

(この子たちも宝塚を目指すのでしょうかね?)

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