図書館レポ 「一面記事」

「図書館 進む民間参入 公立6館に1館 新サービス次々」(朝日、2009/06/1)

20090601

 

まさか、朝日の一面に図書館の話題が載るとは思いませんでした。

よっぽど記事が無かったのでしょうか?

記事の内容は、全国の公立図書館が民間にまるごと運営委託をするのが増えてきているよ、といったもので、

やっぱり一面記事にしてはインパクトがありませんね。

 

私のバイトしている大学図書館でも、委託した人が働いていますが・・・

職員、委託、学生アルバイト。

委託の人はエプロンを付けていますが、学生にとってはみんな同じように見えるようです。

(アルバイトだからといって、声をかけられないわけでもありません)

働く内容も、委託とアルバイトに別段違いがあるわけでもありません。

 

ただ明確に違うのは、

委託の人には分厚いマニュアルがあるのに対して、アルバイトにはまったくそれが無いことです。

私なんか紙一枚もらった記憶ないんですけど~。

そもそも、委託の人の管理は外部の派遣会社、アルバイトは大学図書館職員と、体制が違うので、

マニュアルがある外部の人の場合、どうしても融通が利きにくいようです。

私の場合、貸出冊数が超えた学生に対して、「勉強する意思があるんだから、別にいいじゃん!!」なんて思ってついつい貸してしまいます。

(といっても、なんでもかんでもゆるくしていいかというわけではありませんけど。)

 

愚痴ばかりで、何を言いたいか分からなりましたが、

(公共、大学図書館の利用者層は違いますが・・・)利用者にとっては、

多少のゆるみはあっても良いかと思いますけど、どうでしょうかね?

図書館の民間委託運営が増えているなかで、マニュアル(建前)ばっかりが増えないことを期待します。

 

おやすみなさい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

図書館レポ 「返却期限」

前回の「図書館レポ」から数えてなんと1年経ってしまいました。

 

私がアルバイトをしている大学図書館では、

学期末の1月は試験やレポートのために、非常に貸出、返却が多い時期です。

そこで問題になるのが、「返却期限」。

 

私も返却期限を厳密に守っていると胸を張れませんが・・・

ま~、期限を守らない人ばっかり。

「返却期限を守ってくださいね」と言っても、ちゃんと聞いているのか?

コラ、学生たち!!

 

昨年からネットで資料予約サービスを始めたもので、

「返却予定日は今日なのですが、今日中に借りたいんですけど!!!」

(てか、無いものは無理です)

 

「いつ本は戻ってくるんですか!!」

(この場合、多くは授業で使用する(試験にその本を持ち込んでいいなど)本であり、試験が終わらないとまず戻ってきません。催促しても梨のつぶて状態です。あきらめてください)

などと、カウンターに座っている私に、とばっちりがくる事も多くなったような気がします。

最初は丁寧に「期限を守ってくださいね(ニコッ)」なんてしていましたが、

図書館職員からもっと厳しくやってほしいと遠まわしに言われてしまい、

 

「期限を守ってください!!!!(ギロリ)」

「返却期限がひじょうに遅いですね(チクリ)」

「他の人の迷惑になりますよ」

と、1週間程度の返却遅れの学生相手にもクギを刺す日々です。

 

裏で「なんだよあいつ。少しくらいいいじゃないか。」なんて文句を言われているのでしょうかね?

あなたの他にも利用する人がいるんですよ、その本は。

(小難しい学術書を利用する人はめったにいないんですけどね)

 

延滞料金を取る大学もありますが、うちの大学もそうしたら??

ま、でもそんなことしたら、学生よりも、延滞、超過貸出をしすぎている多くの先生たちの方がもっと困るかな?

(先生には返却期限についてきつく言えない雰囲気なのは、平等ではなく、おかしいんですけどね・・・ ) 

 

なんか文句ばっかりですが、どうぞ返却期限は守ってください!!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

図書館レポ 「意外と穴場な公立図書館」

卒業論文に使う本の貸出で忙しかった11月、12月の大学図書館。

 

1月は、学期末試験やレポート提出のための本の貸出、返却に追われる毎日です。

(ここ数日は、「狂牛病」に関する本を借りていく学生が目立ちます。何の授業なのでしょうか?食品安全、衛生法とかに関するレポート?謎です。)

 

特に、授業のレポートに指定された本には学生が殺到、集中します。

図書館には多くても3冊ほどしか所蔵していないので、すべての人に貸し出せるわけありません。

図書館としては、1冊だけは館内閲覧として確保してはいますが・・・

「○○って本どこにありますか?」

「どうしても借りたいんですけど!!」とカウンターに来て必死に頼まれることもあります。

 

そんなに必要な本だったら買いなさい!!と言いたくもなりますが、

公立図書館で探してみるのも意外と有効な手段の1つ。

 

東京都の場合・・・

「東京都の図書館 蔵書横断検索」が非常に便利。

東京都内の公立図書館に蔵書している資料をまとめて探せます。

住んでいる場所にもよりますが、自分の住んでいる地区だけでなく、相互協力として近隣の地区の図書館でもカードを作ることが出来る事が多いです。

(私は小金井市在住ですが、三鷹市、武蔵野市、西東京市の利用カードが作れます。武蔵野市の図書館には毎回お世話になっています。)

 

例えば、今、私の大学図書館で非常に利用が殺到している、ピーター・シンガー著『実践の倫理』(昭和堂、1991)。

コレを先ほどのサイトで検索してみると・・・

目黒区、新宿区など、13の公立図書館に所蔵しているそう。

しかも、大学のある国分寺から一駅行ける「小金井市図書館」に所蔵しているようですよ。小金井市図書館は、都内どこに住んでいても利用カードが作れるので、

今日、この本を借りたかったあの女子学生!!小金井市図書館に行ってみなさい。

『グローバル時代の平和学』は、西東京市図書館で全巻借りれますよ!!

『アイデンティティの音楽』は、八王子市や豊島区図書館などにあるぞ!!

  

学術書が少ないと思われがちな公立図書館ですが、結構所蔵しているものですよ。

大学図書館では貸出が集中している資料も、公立図書館では余裕で借りられることが多々あります。

大きな区の図書館では、どこに在住していても利用カードを作れる場合が多いので、ぜひ利用してみたら?

(なにやら、公立図書館の宣伝のような結論で終わってしまいましたが、これも日ごろ利用させてもらっている恩返しということで。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

図書館レポ 「そんなの聞いてないよ~。」

今日、大学で「学内懇談会」なるものが行われました。

大学院生と、大学長などのお偉いさんや事務の方を交えて、院生の要望を聞いてもらえる場です。

院生図書委員の私は、「とりあえず座ってればいいよ」と言われたので、何の気なしに参加したら、

急遽、私が事前にとった図書館アンケートを、私が発表することに。(司会の方がデータを基にまとめて発表してくれると聞いていたのですが・・・)

 

それはもういいです、確認しなかった私が悪いんですから。

図書館の要望として挙がっていたことを読んでいると、

図書館でバイトをしている私にも少なからず関係していることばかりで、まるで自分の首をしめているような心境でした。

 

最近、図書館でバイトをしていると、

「本当に学生(利用者)が自分の欲しい資料に行き着いているのか?」という疑問がふと挙がりました。

私が図書館のカウンターに座っていると、パソコンで図書館のデータ検索をして、何も借りないでさっさと帰ってしまう学生をよく見ます。

欲しい図書が既に借りられていたから?

検索でヒットしなかったから?

なんのために図書館に来たのでしょうか?

 

そういったことは、実は、カウンターに一言、声をかけてくれば簡単に解決することばかりなのです。

資料はすぐ予約できるし(HP上では出来ないが)、

検索に関しても、データを入れてない、もしくは間違って入れているものもあり、結果としてヒットしない、などの要因があります。

利用者が、パソコン上のデータだけで終了、自己完結している場合が多いような気がします。

これは、学部生だけでなく、院生にも言えると思います。(少なからず、バイトをする前の私はそうでした)

 

図書館では、利用者に対して、一人で検索、資料を探せるように説明していますが、図書館側がまったくサポートしないわけでは無いのです。

この自己完結には、

そこまで必死になる程欲しい資料ではない、もしくは図書館の人とコミュニケーションするのが億劫、し辛い環境だ、など様々な要因があるでしょう。

全体的に、図書館との接触を少なくしたい傾向にあります。

そういえば、今回、自動貸出機を置いて欲しいなんて要望もありましたね。

 

数年前に、古本屋でアルバイトしていたことがあるのですが、

中年のおばさん、おじさんは、対面などを気にせず店員にしつこいくらい質問してきました。(そもそも、自分で探すのが面倒くさい、よく分からないから店員に任せるといった感じでしたね)

いまさらながら、「何かを探す」(情報、本・・・)時の意識、行動が、年齢、環境によってかなり違うようです。

 

-----------------------------

今日は、懇談会でとても疲れました。

ヤケ酒、一人酒です。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

図書館レポ 「I教授によせて」

今年お亡くなりになった、我の所属している大学で大変高名な「I教授」。

ちょうど今日、I教授を偲んで、シンポジウムが大々的に開かれていました。

 

生前、授業を受けたことはなく、面識がなかったのですが、図書館の仕事の一環でひょんなことから少しばかり関係することになりました。

I教授が、大学図書館で借りていた本を返却してもらうことになり、私は、教授の貸出リストをチェックする仕事を任されました。(もしかして、本が返却されているかもしれないので。)

そこで、そのリストを頼りに図書館のあちらこちらを探索することに。

I教授は、哲学、経済に大変造詣が深く、難しい洋書など様々な本を借りていたようでした。

 

ただ、リストの中で、生前最後に借りた本が、他の本とはまったく系統の違う本で、印象深かったのを記憶しています。

たしか、『大衆化する大学院』というタイトルだったと思います。

 

大学院生である私には、何かとても耳が痛かった印象を受けました。

I教授は一日10時間以上研究をする程、研究熱心な方で、

この本のタイトルを見ていると、

まるで、教授に「まだまだ努力が足りない。もっと研究には熱意と執念を!!」とでも怒られているような錯覚を覚えました。

教授がこの本を借りた真意はもうわかりませんが、

大学院生の数が増加する一方、大学院の質が問われている現在、

もしかすると、現在の大学院生に対して、I教授からのメッセージなのかもしれません。

 

今後、少しでもI教授に近づくように、私も含め大学院生がもっと努力をしなければいけない、と感じ、大雨が降りしきる中、家路を急いだ一日でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

お知らせ。

「チャリティブックリサイクル 武蔵野・本がくるくる3」

日時:10月20日(土)・10月21日(日)

    10月27日(土)・10月28日(日)

    午前9時30分~午後4時

場所:武蔵野市中央図書館 前 広場(27日と雨の場合は同図書館内)

 

主に1970年~85年ごろに出版された、日本十進分類法による4類~6類(自然科学・技術・産業分野)の書籍約5000冊をリサイクル品として無料で市民にあげているんだとか。

4類: 自然科学・数学・物理・化学、天文学・宇宙科学・
地球科学・地学・生物学・植物学・動物学・医学などの
一般書のほか、専門書、辞典、辞書

5類: 技術工学・建築/土木工学・機械工学・電気工学・海洋/船舶工学・
金属/鉱山工学・化学/製造工業・家政学・生活科学(料理・手芸)
などの一般書のほか、専門書、辞典、辞書

6類: 産業・農業・園芸・畜産業(ペット動物)・林業・水産業
・商業・運輸/交通/観光事業・通信事業などの
一般書のほか、専門書、辞典、辞書

くわしくは、http://www.library.musashino.tokyo.jp/aizo/aizopage1-0.htm で。

 

残念ながら、私にとってあまり興味の無い分野かも。

ま、明日、本を借りに行くときに見てみますか。

なんか、最近、武蔵野市立図書館の広報みたいな事をしているような・・・

 

~後日談~

日曜日に武蔵野市図書館に行ったので、ちょっと覗いてみました。

やはり、主に、科学系・工学系の専門的で私にとってあまり関係ない資料が多かったのですが、「無料」という点はかなりお徳でしょう。

 

「昨日の戦利品」200710222254000

NHK放送世論調査所編『テレビ視聴の30年』(1983)辺りなんて、結構使えそうなグラフが満載でした。

掘り出し物ゲットかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

こんなサイト見つけた。

「武蔵野市図書交流センターによる古書の販売」だって。

 

なんでも、武蔵野市図書館に寄贈された故人の蔵書の一部の書籍、雑誌をネット上で販売してくれるんだとか。(実際はファックス注文)

 

個人のコレクションということで、百科事典や文学全集などが多いようです。

 

でも、値段が非常に安いので一度見てみるのはどうでしょうか?

掘り出し物があるかもしれませんよ。

 

私の場合、気になるものがあったけど、買っても置く場所がどこにも無いので、買うのをあきらめ中~。

(でも、格安だしな~。どうしようかな~。)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

図書館レポ ~「まるでいやがらせFAX」の巻~

・7月26日(木) 「まるでいやがらせFAX」の巻

昨日のカウンター業務と違って、

今日は、図書館内での作業。

具体的に、図書館内で何をするかというと、

購入した本にラベルやバーコードを貼ったり、不明になった本を探したりと、

細かな仕事をたくさんします。

今日は、本に貼るためのバーコード作成をする日。

新型のバーコードを導入するために、今のバーコードを近々処分するんだとか。

ということで、残っているバーコードシールとインクカートリッジを使い切るために、

今日一日、地下の作業室に1人こもることになった。

図書館のバーコード作成用プリンタは、大きなリールを使うので、

一度にたくさん(1リール、最大5000枚まで印刷可能だとか)のバーコードが印刷されるのです。

なので、別の作業でちょっと目を離すと・・・ごらんのありさま。

200707261_3

これで、約2000枚印刷。

嫌がらせのFAXです。

これを手作業で巻いていかなければいけません。

今日は、一日この作業を。

せっかく、バーコード印刷に慣れた矢先に、新しいシステムのものが導入されるとあっては、せっかく覚えた技がもったいない。

どこかの図書館で、臨時バイトは無いものでしょうか?

バーコード印刷ならまかせてください!!

 

~次の日~

昨日の作業で、バーコードを巻きすぎたのか、

親指の付け根あたりが筋肉痛になりました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

図書館レポ ~「まるでゴーストタウン」の巻~

ここ数日、所属する大学の図書館でのアルバイトであったことをちょっと書いてみます。

 

・7月25日(水) ~「まるでゴーストタウン」の巻~

大学生にとって試験が終われば、学校にはまったく用は無いのでしょうか、

大学の試験日だった昨日とは打って変わって、

大学全体から人がいなくなっていた。

まるでゴーストタウン。

(ま、でもそんなもんですよね。)

 

図書館も、昨日の繁盛ぶりとは対照的に、利用者が少なく、非常に暇、暇、暇。

そんな日に限って、同じゼミのSさんが図書館にやってきて、カウンターで暇にしている姿を見られてしまう。

忙しい時は、もっと一生懸命に働いているですよ。

 

でも、よくよく考えてみると、図書館の仕事は、全体的に汗をかくことが無いので、

傍目から、つらい印象を受けることは少ないと思う。

他の職種に比べ、図書館では一生懸命な姿を他人に伝えるのは難しいかもしれない。

別に、どこかの居酒屋のように元気に挨拶、接客するわけでも無いし、大きなダンボールを汗を流して運ぶわけでは無いし。

 

少々脱線気味でしたが、

ま、図書館のアルバイトは、カウンターに座っているのが仕事のようなもんですからね。

でも、図書館の仕事は、資料をラベル順に並べるなど、結構精神的に疲れるんですよ。  

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)